活動報告

第1回定例市会 総括質疑(2017.3.13)質疑者 山本議員

活動報告2017.03.23

■総括質疑:一問一答
「補助金事業の適正化に向けて」
今回、ポートアイランド港島自治連合協議会の、公金である補助金の不明朗な支出があるという嫌疑が生じていることは、全国的にみても非常に由々しき事態だと考えます。そこで、平成29年度予算における港島予算の見直しを含めてどのように考えるか見解を伺います。

再質問
① 今回の一連の不明朗な補助金支出について、他地域との比較や公平性を担保する上で、新年度予算(平成29年度)において、どのように対応するのか。
見解を伺います。

② 各地域からの地元の声が、我が会派に届いております。各地域では、僅かな補助金で頑張っていただいている方々や補助金をもらわずに地域貢献されている方もおり、今回の事例は公平性や平等性の観点からも望ましくない事例と考ますが、妥当性の観点からも改善すべき点を教えていただけますか。見解を伺います。

③ 港島関連団体に対する中央区役所の支出について、助成後の対応が①収支報告書(金額ベース)と活動報告書の履行確認されていないと伺っており、口頭や電話での確認により予算が決定している状況について、見解を伺います。

④ 港島児童館の指定管理料について、指導員を増やす名目で指定管理料を増額したが、実態と乖離しており、口頭での約束により金額返還する予定だが、制度に問題がなかったか見解を伺います。

⑤ 港島の学校施設開放事業について、利用実態がない状態で運営されており、改善点と問題の責任はどこにあるのか、見解を伺います。

今回の一連の件で、上司と部下の意思疎通が丁寧にできていなかったことも原因で、変えていく必要があります。不適切な事象を発見した際、当事者が「変えなければならない」という意識を持っていても、なぜ行動に至らずに改善されないのか。意識と行動が結びつかないのは、組織が硬直しているからではないでしょうか。組織の体質を変えていくためには、神戸市行政手続条例に従った厳正な行政指導、行政調査規則の運用徹底、内部通報制度の充実、上司の管理能力強化等が必要です。ご見解を伺います。

今回の補助金について、港島にみられるような関係団体に対し、毅然とした対応を取れないような内部組織の体質を早急に改善するよう強く要望いたします。