水道局決算特別委員会(山本議員)
活動報告2018.10.02
10月1日(月)は、水道局所管の決算特別委員会でした。
大きく3点について、一問一答で質疑を実施!
1、再生可能エネルギー推進について
2、水道事業における海外支援について
3、資金運用について
2点目の水道事業における海外支援について、私の考えを記載していきたいと思います。
神戸市では、様々な局で海外支援を実施しており、当局でも一定の支援を実施しています。最近では、スリランカ民主社会主義共和国への技術協力として、2018年8月2日にJICAと名古屋市と3者での共同プロジェクト実施の協定書を結んでいます。
賛否両論がありますが、私の見解としては、自治体が積極的に民間と海外に出ていただいて民間とともに外貨を稼ぎ、その外貨をもとに自治体運営に貢献していただきたいと考えます。他都市に目を向ければ、勢いがある自治体が積極的に海外で事業展開しております。具体的には、北九州市は公民共同企業体として「株式会社北九州ウォーターサービス」を設立し、上下水道の海外ビジネス事業などを実施しております。
加えて、地元の企業が海外に進出しやすい側方支援や情報共有をしていただき、地元中小企業の活性化に資する取組みを展開していただきたいと考えます。
神戸水道ビジョン2025年にも標榜している通り、①水国際貢献事業の推進、②海外との人的ネットワークの構築・企業間のマッチング、③海外との人的ネットワーク構築を推進していただきたいと考えます。最後に、局同士の連携については、経済観光局のビジネスセンターとの連携にも努めていただきたいと考えます。
備考
神戸市では、市民の皆さんがご自宅で水道に関する漏水などがあれば、「水道修繕受付センター」の無料相談受付があります。
0120-976-194:「きゅうなろうすいはいいくよ」と覚えてくださいね。
http://www.city.kobe.lg.jp/life/town/waterworks/water/madoguti/shuuzenuketuke/index.html
最後に、ヤミ専従についても、要望させていただきました。
神戸市では、職員団体のヤミ専従が問題になっております。一方で、公営企業に勤める職員は労働組合を結成することができ、使用者である自治体と労働協約を結ぶことが可能です。本市でも、水道労働組合があると思いますが、今回のヤミ専従を受けて、何か不適切な労使関係やルールに従った運用がなされていない事項はあるのかどうかを局として再点検していただきたいと考えます。
大多数の職員は、まじめに勤務されていると思いますが、まじめに働いている職員が報われるような組織であってほしいとともに、不適切な労使関係があれば議会から改善を促すのではなく、自ら改善事項があれば申告していただき改善していただき、風通しの良い組織にしていただきたいことを会派として強く要望します。